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■製造:1959(S34)〜 ■所属:廃形式 153系急行形電車(廃形式)初期形の低窓タイプ車をベースに製造された、修学旅行用電車。中央線の狭小トンネル対応で編成全体の屋根が低く抑えられているため、前面から見ると上から潰されたような形状をしていた。 車体塗色は朱色3号と黄1号のツートンカラーで「修学旅行色」と呼ばれ、後に登場する167系にも引き継がれた。 特徴としては、乗降回数が少ないため扉幅を710mmとし客室面積を確保した上で、3+2掛けクロスシートを採用し定員数を増加した。 主に修学旅行列車「きぼう」号等に使用されていたが、修学旅行が新幹線へシフトされると室内を165系等と同等に改造し、急行形電車として運転されていた。1982(S57)年までに全車廃車となり、JRへは継承されなかった。
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