■現在使用されている路線・列車
特急 スーパーあずさ

■過去に使用されていた路線・列車
おはようライナー小田原	ホームライナー小田原

■E351系について
製造年	1994　～　2006	製造(改造)両数	60両
概要	1993(H5)年のダイヤ改正で、特急 あずさの高速化、イメージアップを目的に登場した特急型電車。本形式以降、JR東日本が設計した系式には「E」の冠詞が付くことになる。基本8両編成+付属4両編成とし、有効長の短い大糸線乗り入れ時には付属編成を松本で切り離すことができるようにして輸送力を確保している。 　最高速度は130km/hで、曲線区間での速度向上を目的に制御付き自然振り子をJR東日本で初めて採用した。車体傾斜時にも集電できるようにパンタグラフは台車と固定されている。尚、大糸線内は振り子を固定して走行する。 　中間の運転台付き車両は貫通構造となっており、松本～新宿・東京間は幌を使用する。自動解結装置・自動幌を装備し分割・併合作業の省力化を図っている。 　尚、登場時の先行車と現在の量産車でへ基本、付属編成の向きが逆となり先行車は量産改造時に1000番台化されている。 　また、登場当初グリーン車は半室禁煙で分煙装置が設置されていたが完全に煙を排除できないことと社会の流れが禁煙化に向かっていることから全席禁煙とされた。
参考文献	・ネコ・パブリッシング社 JR全車両ハンドブック1996 ・交通新聞社 JR電車編成票 2009夏号

■編成図

特急 スーパーあずさ 新宿－松本

1 クハ E351 -100

2 モハ E351 -0

3 モハ E350 -0

4 サハ E351 -0

5 サロ E351 -0

6 モハ E351 -100

7 モハ E350 -100

8 クハ E351 -200

9 クハ E351 -300

10 モハ E351 -0

11 モハ E350 -0

12 クハ E351 -0

※量産先行車登場時の編成。量産化改造工事の際に基本編成と付属編成の連結向きが逆転している。

特急 スーパーあずさ 新宿－松本

特急 スーパーあずさ基本編成 新宿－南小谷

1 クハ E351 -0

2 モハ E351 -0

3 モハ E350 -0

8 クハ E350 -100

5 クハ E351 -100

6 モハ E351 -100

7 モハ E350 -100

8 サハ E351 -0

9 サロ E351 -0

10 モハ E351 -100

11 モハ E350 -0

12 クハ E350 -0

※量産車。現在では特急 スーパーあずさの南小谷乗り入れは実施されていないため、全車両が松本止まりとなっている。