[ * 関連形式があります。こちらをご覧ください。]

■過去に使用されていた路線・列車
特急 あさぎり

■371系について
製造年	1991　～　1991	製造(改造)両数	7両
概要	小田急3000形(SE車：廃形式)で運行されてきた御殿場線の連絡急行 あさぎり置換用に製造された形式。小田急20000系(RSE車)と同仕様の7両編成で中間の3・4号車が2階建てとなり、2階部分がグリーン車となっている。 　走行機器は211系と同じ界磁添加励磁制御を採用している。5M2Tで中間のモハ371形は1M方式となる。当初は小型(PS24A)パンタグラフを搭載していたが、近年にシングルアームパンタに換装されている。 　運転席は乗り入れ先の小田急ロマンスカーに合わせて、JR東海では唯一の右手ワンハンドルとなっている。 　1編成しかないため、検査・故障時は特急 あさぎりは小田急20000形で代走されていた。 2012(H24)年の改正で特急 あさぎり運用から撤退、波動輸送で細々と活躍していたが2015(H27)年に廃車、3両編成に短縮され富士急行電鉄へ譲渡され富士急行 8500系として同線内の特急 フジサンビュー特急として活躍している。
参考文献	・ネコ・パブリッシング社 JR全車輌ハンドブック1996

■編成図

特急 あさぎり 沼津－新宿(小田急)

1 クモハ 371 -101

2 モハ 370 -101

3 サロハ 371 -101

4 サロハ 371 -102

5 モハ 371 -201

6 モハ 370 -1

7 クモハ 371 -1

※小田急線直通特急 あさぎり用の編成。1編成しか製造されなかったため、検査時は小田急電鉄から20000形電車を借用していた。

■ 関連車両 → 富士急行 8500系

富士急行 8500系
	写真4 富士急行 8500系 撮影地：富士急行大月線 富士山 撮影日：2016.01.11 譲渡された直後、未塗装の姿。