■JR西日本223系／JR四国5000系について
製造年	1985　～　1991	製造(改造)両数	－両
概要	■0番台／2500番台：　1994(H6)年の関西国際空港開業時にアクセス用快速車両として製造された。車内は大荷物を考慮し2+1の3人掛け転換クロスシートとなり、車内表示器・2カ国語の自動放送装置を備える。その後1999(H11)年に編成増強用に2500番台が製造され、バリアフリー大型トイレを備える。またこちらは前面の前照灯回りが1000番台と同様の形状とされた。最高速度は120km/h。 ■1000番台／2000番台：　1995(H7)年に221系の後継車として東海道・山陽本線系統の輸送力増強用に製造された車両。0番台とは異なり室内は221系同様2+2の転換クロスシートとなっている。最高速度は130km/hへ引き上げられた。その後1999(H11)年からの増備車は2000番台とされ側面はビートなしステンレスとなりまた車いすスペース、バリアフリー大型トイレが設置された。　2008(H20)年まで製造され、後年に製造された車両は福知山線脱線事故を踏まえて車体が強化された。以降は225系電車が製造されている。 ■6000番台　網干区(本所／宮原支所)に配置されたグループ。221系との併結運用やJR東西線乗り入れが考慮されている。V編成は2000番台からの改造車である。221系性能であるため貫通扉にオレンジ色の識別帯が貼付されている。 ■5000番台　開業後15年が経過し開業と共に運行が開始された213系を一斉取替えし低迷する利用者数に歯止めを掛けるべく設計された形式。213系はJR西日本所有であったが今回はこのJR四国所有の 5000系基本編成とJR西日本所有の223系5000番台付属編成で運行される。 (2018.05更新)
参考文献	・ネコ・パブリッシング社 JR全車両ハンドブック 1996号