■現在使用されている路線・列車
特急 有明	特急 かいおう	特急 かもめ	特急 きらめき(九州)
特急 きりしま	特急 にちりん	特急 にちりんシーガイア	特急 ひゅうが

■過去に使用されていた路線・列車
特急 つばめ	特急 リレーつばめ

■787系について
製造年	1992　～	製造(改造)両数	140両
概要	西鹿児島発着の特急 有明を置き換えるために製造された形式。置換えの際に列車愛称は特急 つばめとなった。 　新しい列車の旅を提唱するため、外装・内装ともに既存の概念から脱却したものとなった。特に社外デザイナーを多用するJR九州の始まりといえよう。 　外観は普通鋼製で直線美を活かした無骨なデザインとなっている。内装は普通車・グリーン車ともに従来からの開放客席のほか、ガラス仕切りのセミコンパートメント等が設置された。また、ビュッフェも設置された。(現在は普通車へ改造)。 　走行装置は811系をほぼ踏襲したサイリスタ位相制御方式で抑速ブレーキが追加されている。最高速度は130km/hとなり、増圧ブレーキが追加されている。 　当初は特急 つばめに使用され、2004(H16)年の九州新幹線開業時には特急 リレーつばめとして新幹線 つばめへの連絡列車となった。 　その間2002(H14)年からリニューアル工事が行われ車体色が明るいシルバーメタリックから少し黒味がかった色へと変更された。 　2011(H23)年に九州新幹線が全線開通し、特急 リレーつばめは廃止された。特急 有明には継続して使用されるほか特急 かもめ、特急 かいおうにも使用される。日豊本線485系電車置換えのため特急 にちりん、特急 きりしまにも使用されている。
参考文献	・交友社 鉄道ファン 1992/09月号 ・交友社 鉄道ファン 2011/07月号

■編成図

特急 つばめ 西鹿児島－博多

1 クモロ 787 0

2 モハ 786 200

3 モハ 787 0

4 モハ 786 0

5 サハシ 787 0

6 サハ 787 100

7 サハ 787 0

8 モハ 787 0

9 クモハ 786 0

※2004(H16)年まで特急 つばめとして運転されていた。

特急 リレーつばめ(基本編成) 新八代－博多

特急 リレーつばめ 熊本－博多

1 クモロ 787 0

2 モハ 786 200

3 サハ 787 100

4 サハ 787 200

5 サハ 787 0

6 モハ 787 0

7 クモハ 786 0

8 クロハ 786 0

9 モハ 787 0

10 モハ 786 0

4 クハ 787 0

※2004(H16)年～2011(H23)年まで新幹線 つばめへの連絡列車として使用された。サハ787形200番台はサハシ787形からの改造。

特急 有明 熊本－博多

1 クモロ 787 0

2 モハ 786 200

3 サハ 787 100

4 サハ 787 200

5 サハ 787 0

6 モハ 787 0

7 クモハ 786 0

※2011(H23)年まで特急 リレーつばめと共通で使用された。サハ787形200番台はサハシ787形からの改造。

特急 有明 熊本－博多

1 クモロ 787 0

2 モハ 786 200

3 サハ 787 200

4 サハ 787 0

5 モハ 787 0

6 クモハ 786 0

※2011(H23)年まで特急 有明用として使用された。