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▲田園地帯を行くキハ20系3連
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■ひたちなか海浜鉄道 路線概要: | |||
路線・列車 | 区間 | 備考 | |
湊線 | 勝田〜阿字ヶ浦(14.3Km) | − |
茨城県内を走る非電化の私鉄路線であったが、2008(H20)年に経営改善を目的に社長を全国から公募した上で第三セクター方式の「ひたちなか海浜鉄道」となった。 車両は今や貴重となったキハ20系と新潟鐵工所標準タイプの軽快気動車であるキハ3710形を使用している。 かつてはキハ11形 も在籍していたが、現在は埼玉県さいたま市の鉄道博物館に動態保存されている。
在籍しているキハ20系は留萌鉄道、羽幌炭鉱鉄道、鹿島臨海鉄道、水島臨海鉄道からの移籍車である。羽幌炭鉱鉄道からの移籍車は旋回形ワイパーを装備していることが特徴で
、現在でもスカ色に塗られたキハ222が活躍している。 現在では普通列車のみ運行しているが、1980年代後半までは海水浴シーズンに上野から水郡線の気動車を使用した「快速 大洗・あじがうら」号が運転され、水戸で分割された「あじがうら号」がそのまま阿字ヶ浦駅まで乗り入れていた。 茨城県内の私鉄が軒並み廃止となる中、第三セクター方式で命をつなぐことができたが、これを機にかつての賑わいを再び取り戻してもらいたい。 ■公式サイト: ひたちなか海浜鉄道株式会社(仮サイト) |