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くりはら田園鉄道 ■走行地域:
宮城県

■くりはら田園鉄道 概要:
路線 石越〜細倉マインパーク前 運賃 170円(初乗り)/1,020円(全線)
駅数 16駅(25.7km) 車庫 若柳駅
乗換駅 石越駅(JR東北本線)
 地方電化鉄道・栗原電鉄として頑張ってきたが、1993(H5)年に第三セクター化、1995(H7)年からは電化廃止、ディーゼルカーによる営業を開始し商号を現在の「くりはら田園鉄道」とした。
 その際に新製した気動車がKD95形(3両)、名古屋鉄道から入線した現在では貴重となった二軸レールバスKD10形である。他にも貴重な木造貨車があり、イベント時に運行されていた。また、電化時代に使用されていた電車は解体されずに若柳駅に留置されている。
 運賃の大幅値下げ等の社会実験等を行っていたが結果は芳しくなく、2007(H19)年4月にて廃止予定。

■くりはら田園鉄道ホームページ:http://www.pref.miyagi.jp/soukou/kuriden/k_HYODAI.htm


KD95形
■撮影データ:
車番
KD953 + 951
列車名
撮影日
2007.02.24
撮影場所
石越駅
■撮影データ:
車番
KD952(Oh!バンデス号)
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
 1995(H7)年の電化廃止時に3両製造された形式。富士重工製Le-Carがベース。セミクロスシート。KD-952はTV番組「Oh!バンデス」号として装飾されている。
KD10形
■撮影データ:
車番
KD11
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
 1995(H7)年の電化廃止時に名古屋鉄道から2両入線した富士重工Le-Carベースの二軸レールバスで、国内では非常に貴重な存在となっていた。一時期は通学ラッシュ時に運行されていたが、晩年は予備車となっていたようだ。
 名古屋鉄道キハ10形として1984(S59)年に製造された。全長12.5m。
DB101
■撮影データ:
車番
DB101
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
 二軸スイッチャー。イベント時に木造貨車を牽引する等して活躍していた。
廃車体:M15形
■撮影データ:
車番
M151
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
■撮影データ:
車番
M153
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
 1995(H7)年の電化廃止まで活躍した15m級の栗原電鉄自社発注車両。1955(S30)年に3両製造された。M151、M153は現在でも若柳駅に留置されているが、かなり状態は悪い。
尚、栗原電鉄の形式は車長を表すものとなっている。
廃車体:C15形
■撮影データ:
車番
C151
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
 1995(H7)年の電化廃止まで活躍した制御車。1956(S31)年に入線した元京阪電鉄木造電車。入線当初は14m級であったためC14形を名乗ったが鋼製車体更新を行い15.7mとなったところでC15形に変更となった。西武鉄道の旧型電車と雰囲気が似ているとおり、西武所沢工場で施工されている。現在、C151は若柳駅に留置されている。
廃車体:M18形
■撮影データ:
車番
M181
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
■撮影データ:
車番
M183
列車名
撮影日
2006.08.22
撮影場所
若柳駅
 1995(H7)年の電化廃止まで活躍した18m級車両。M181は1955(S30)年に西武鉄道から入線しM161となった木造車両。こちらも鋼製化更新工事を行い18m級車体となったため、M181を名乗っている。
 M183は1991(H3)年に2両入線した元福島交通飯坂線・5300形電車。M181とは異なる車両である。現在でも若柳駅に留置されているが、かなり状態は悪い。

  
(c) H.N.,2000 - 2007