■N700系新幹線について
製造年	2005　～	製造(改造)両数	増備中
概要	■背景：　JR700系新幹線の後継としてJR東海・JR西日本が共同で開発した形式。加速度の向上、300km/h対応、車体傾斜装置の導入により到着時間の短縮化を図った。また、環境対策としてトンネル内微気圧に対応したロングノーズの先頭車、全週ホロが採用されている。　その他の特徴として普通車への座席コンセント設置、喫煙ルームの設置による全面禁煙があげられる。 (1) Z編成(0番台：JR東海)／N編成(3000番台：JR西日本) 　東海道・山陽新幹線用に製造された16両編成。JR700系のようにZ編成、N編成での仕様差は(放送オルゴールを除き)ない。車号書式も国鉄タイプで統一されている。 (2) S編成(7000番台：JR西日本)／R編成(8000番台：JR九州) 　山陽新幹線～九州新幹線直通列車用にJR西日本、JR九州にて製造された編成。8両編成で半室グリーン車を連結している。　東海道新幹線には入線しないため車体傾斜装置を搭載していない。 ■性能：　最高速度は300km/h。(東海道区間は270km/h、九州区間は260km/h) ■編成：　Z、N編成は16両、S、R編成は8両。 ■車体：　アルミニウムダブルスキン構造。 ■列車：　Z、N編成は「新幹線のぞみ」「新幹線ひかり」「新幹線こだま」で使用。S、R編成は「新幹線ひかり」「新幹線こだま」「新幹線みずほ」「新幹線さくら」「新幹線つばめ」に使用される。
参考文献	・交友社鉄道ファン 2005/05号・交通新聞社 JR電車編成表 2009夏号

■編成図

N編成東京－博多
16 784 -3000	15 787 -3500	14 786 -3200	13 785 -3500	12 785 -3600	11 786 -3700	10 777 -3000	9 776 -3000	8 775 -3000	7 787 -3400	6 786 -3000	5 785 -3300	4 785 -3000	3 786 -3500	2 787 -3000	1 783 -3000
※JR西日本が東海道・山陽新幹線直通用に製造した編成。JR東海のZ編成と同仕様。JRロゴマークの色とオルゴールで判別できる。
Z編成東京－博多
16 784 -0	15 787 -500	14 786 -200	13 785 -500	12 785 -600	11 786 -700	10 777 -0	9 776 -0	8 775 -0	7 787 -400	6 786 -0	5 785 -300	4 785 -0	3 786 -500	2 787 -0	1 783 -0
※JR東海が東海道・山陽新幹線直通用に製造した編成。JR西日本のN編成と同仕様。JRロゴマークの色とオルゴールで判別できる。
S編成新大阪－鹿児島中央
8 782 -7000	7 788 -7700	6 766 -7000	5 787 -7500	4 787 -7000	3 786 -7000	2 788 -7000	1 781 -7000
※JR西日本が山陽新幹線～九州新幹線用に製造した編成。
R編成新大阪－鹿児島中央
8 782 -8000	7 788 -8700	6 766 -8000	5 787 -8500	4 787 -8000	3 786 -8000	2 788 -8000	1 781 -8000
※JR九州が山陽新幹線～九州新幹線用に製造した編成。